プレスリリースを配信する

PR KNOWHOW - Part.9

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プレスリリースを配信する

PRノウハウ集

プレスリリースを書いて、送るべき媒体も選定できました。
いよいよあとは配信するだけ!!
と・・・その配信するに当たり、重要なポイントが残っています。

 

それは”配信するタイミング”を確認することです。

 

プレスリリースを出す時期に、他に大きなニュース(自然災害や政治的内容、事故など)や発表(大企業の新商品、皇室・有名芸能人の冠婚葬祭発表)などがある場合は出来るだけずらした方がいいでしょう。

 

また、どうしても掲載したい媒体などがある場合、その1社だけに優先的に発表する方法、一次情報を扱う新聞各社だけに先んじて送る方法などがテクニックとしてあります。

配信の方法を大きく分けると、大きく2つに分類できます。

 

『 記者クラブでの発表 』 と 『 自社での発表 』

 

●自社での発表
出版社など記者クラブに参加していないマスコミ各社については、自社発表で個別にコンタクトを図る必要があります。
コンタクトの方法としては・・・記者発表会とマスコミ各社配信です。

 

【記者発表会】
記者発表会は、非常に重要なニュースがあり、企業のトップがあらゆるマスコミ各社に発表するために行います。自社で発表の会場や日時を決め、記者発表会の案内をマスコミ各社に送って実施します。

 

【マスコミ各社配信】
これまで付き合いのないマスコミや記者なら、編集部で回し読みができるため郵送かFAXでリリースを送る方が無難でしょう。

 

また、FAXで送る場合、一斉配信のサービスに加入するのも手です。
例えば、マスコミ各社をビジネス誌、一般誌など、内容に応じてグループ分けをし、グループ単位で送ります。プレスリリースを一斉に配信する前に、テレビや全国紙、雑誌などの記者・ライターの知り合いがいる場合、紹介してもらい、担当者の名前をあて先に入れた方がよりベストです!
担当者が分からない場合は、下記でも大丈夫です。

 

**部宛て
**コーナーご担当様

 

プレスリリース配信後、重要な案件に関しては、すぐに電話をかけて届いたかどうかを確認し、内容を三十秒くらいでうまく説明することも場合によっては必要です。
そのほか、効果的な方法としては・・自社に関係のある記事を執筆した記者に電話などで個別にコンタクトするという方法もあります。

 

●記者クラブでの発表
記者クラブ制度は日本のマスコミの最大の特徴です。

記者クラブが現実に機能しているのは、世界的に見て、日本と韓国だけだとも言われており、大手新聞社、通信社、テレビ局など、一部の加盟マスコミ各社と各団体との親睦組織のことを記者クラブと言います。拠点としては、主要な官庁や民間団体などの部屋を提供してもらい、記者の取材は、そこを前線基地として、各マスコミの担当記者が常駐しています。

 

メリットは、”一度に多くの主要なマスコミにアプローチできること”

 

非常に重要なニュースの場合、社長、もしくは会長が記者会見を行います。
記者クラブ内で、企業の責任者がニュースリリースや資料などを配布し、記者に発表・説明し、一般的なニュースでは、記者クラブの幹事社にニュースリリースの配布を申し込みます。
それを記者クラブがニュースバリューがあるかどうかを判断し、許可・不許可を出すシステムとなっています。

 

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