社長こそ広報マンたれ!

PR KNOWHOW - Part.16

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社長こそ広報マンたれ!

PRノウハウ集

中小・ベンチャー企業の場合、社長こそが『 最高の広報マン 』であるべきです。つまり、サービスや商品の原点である社長こそが会社の先頭に立って、自社がどういうビジョンを持ち、どういうことをしていこうとしているのかを社内外に情報発信していくのです。共感を持てるビジョンやメッセージであれば、商品力などに加えて、お客さんや社会からの「共感」が得られて応援してもらえやすくなります。

 

そして、それが好循環につながり、事業を後押しする要因になります。顔の見える会社、見えない会社の差はやはり社長の存在感によるものが大きいです。松井証券の松井道夫社長は雑誌「宣伝会議」(2003年7月号)の取材で、「広報は会社の魂の叫びであり、社長最大の仕事である。広報部に一任している会社は話にならない」と答えています。

 

社長自身が「歩く広告」だと思うほどの”覚悟 ”が必要なのです。

社長としてきちんとメッセージを伝えていくためには、スポークスパーソンとして日頃から話す練習をすることがとても大切です。ポイントは想定されるテーマごとにあらかじめどういうことを話すべきかを考えて、コンパクトに意見を言えるようにすること。社長が自分をPRするため、デザインしたキーメッセージを、どのような方法で、どのようなタイミングでアピールしたいかを考えるのです。

 

自分からメッセージを発信する方法としては・・・・

 

・マスコミにプレゼンテーションを行う
・イベントやミーティングを開いてコミュニティをつくる
・メールマガジンやメーリングリストで情報発信する
・ホームページをつくって情報発信する
・名刺やプロフィールにこだわりを持つ

 

などが考えられます。

 

しかし、マスコミへのプレゼンテーションや取材は失言をしないように注意が必要です。記者によってはわざと挑発するような質問をしたりすることもあり、また思わず口を滑らせて社外秘の情報を話して競合他社に漏れてしまうリスクがあることをしっかりと自覚しましょう。ポイントは「情報発信力」です。いかにして社長のメッセージによって、周囲の人たちを巻き込んでいくか。普段からそのことを意識し、場合によっては、オリジナルの名刺や小冊子をつくってしまうのも一つの手です。

 

こうやって、社長のメッセージなり、個性を社内外問わずどんどん多くの人たちに広げていきましょう。

 

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